朝日新聞社の文章校正AI 「Typoless(タイポレス)」
2025年度グッドデザイン賞を受賞しました!

2025.10.15

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文章校正AITypoless(タイポレス)」が2025年度グッドデザイン賞を受賞しました。

グッドデザイン賞は公益財団法人日本デザイン振興会が主催する世界的なデザイン賞で、Typolessのシンプルでわかりやすいデザインや新聞社ならではの独自性、専門知識や信頼性に基づいたサービスが評価されました。

Typoless」は、「ことばのプロ」である新聞社のノウハウと最先端のAIにより実現した新しい校正支援サービスです。朝日新聞の膨大な記事校正履歴データを学習したAIに、約10万個の校正ルール辞書を搭載。ユーザーが独自に登録するカスタム辞書、文章を読みやすく整える「良文サポート」、炎上リスクチェックなどの便利な機能も搭載しています。朝日新聞社内で自然言語処理などのAI研究を行う「メディア研究開発センター」が開発し、202310月にサービスを開始しました。国際認証「ISO/IEC27001:2022」を取得しており、安全なセキュリティー環境のもと、安心してご利用いただけます。

今後も文章校正や情報発信にかかわる業務効率改善、誤植や不適切表現に起因するブランド毀損や炎上などのリスクマネジメントに貢献するため、さらなる機能・サービスの向上に取り組んでまいります。 

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グッドデザイン賞とは

1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として毎年実施されており、受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。

11月1日(土)~5日(水)には東京ミッドタウンにて、「2025年度グッドデザイン賞」の全受賞作を紹介するイベント「GOOD DESIGN EXHIBITION 2025」が開催されます(Typolessも展示予定です)。

グッドデザイン賞審査委員による評価コメント

AIの文章修正サービスが数多く存在する中で、新聞社の長年のノウハウを活用した校正支援サービスという点が評価のポイントとなった。メディア業界で培われた編集・校正技術をデジタル化した独自性は注目に値する。シンプルでわかりやすいデザインも好感を持てた。新聞社ならではの専門知識と信頼性を活かしながら、他サービスとの明確な差別化を図った展開に期待したい。