「Typoless」は、朝日新聞の過去40年間の記事データと膨大な校正履歴を学習させたAIに、約10万個の校閲ルール辞書の機能、ユーザーが独自に登録するカスタム辞書の機能を加えた校正ツールです。弊社内で自然言語処理などのAI研究を行う「メディア研究開発センター」が開発し、2023年10月にサービスを開始しました。個人向けプランのほか、API連携プランや法人向けエンタープライズプランを提供しています。個人向けプランとAPI連携プランは14日間、法人向けプランは30日間の無料トライアルが可能です。今年5月には文章をより読みやすく整える「良文サポート」機能を新たにリリースしました（プレミアム、エンタープライズプランのみ）。
今後も文章校正や情報発信にかかわる業務効率改善、誤植や不適切表現によるブランド棄損や炎上などのリスクマネジメントに貢献するため、さらなる機能・サービスの向上に取り組んでまいります。
※Microsoft Word は Microsoft 365 アプリの一つです。Microsoft 365 は、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
Microsoft 365 は、Microsoft Corporationが提供するサービスの名称です。
機能について（Wordアドインはプレミアムプラン、エンタープライズプランのみ利用可能です）
Microsoft Wordから「Typoless」のアドインをインストールしていただくと、Word上で下記の4つの機能がご利用いただけます。また、Wordのデフォルトの機能である「変更履歴の記録」を利用すると、修正した部分が文章中に記録できるため、より便利にお使いいただけます。
- AI校正（校正精度は積極的～消極的まで3段階で調整が可能）
- カスタム辞書（プレミアムプランは1件、エンタープライズプランは3件の登録が可能）
- ルール辞書 （指摘のカテゴリーごとの表示制御、永続無視機能含む）
- 良文サポート（文章を読みやすく整える機能）
Typolessによる校正結果（エラーパネル）が右側のアドインエリアに一覧で表示されます。指摘部分をクリックすると、左側の本文中の対象文言がハイライト表示されます。エラーパネルの「置換」や「挿入」、「トル」ボタンを押すと文章の修正が可能です。
導入方法
Typolessは、Microsoftのアプリケーションストア「AppSource」からダウンロード可能です。Wordの「ホーム」タブから「アドインを入手」を選択し、「Typoless」を検索してインストールすることで、簡単に利用開始できます。
＜Typoless使い方ガイド＞